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【鍼灸】寒さに負けずいつまでも元気な体を!
はじめまして。
ご挨拶が遅くなりました。今年6月から鍼灸治療を担当しております獣医師の菊池朋子です。
12月になり、だいぶ寒くなってきましたね。⛄
飼い主様のなかには、寒くなると足腰の関節が痛む、お腹の調子が悪くなるという方もいらっしゃるかもしれません。
「冷えは万病のもと」という通り、血の巡りが悪くなったことによる「冷え」は人間だけでなくわんちゃん・ねこちゃんの体にも様々な不調を引き起こします。
関節や筋肉・神経に痛みが出ることもあり、
- ○ 動きが悪い
- ○ トボトボ歩く
- ○ つまずく
などの症状もよく見られます。
特に高齢のわんちゃん・ねこちゃんは、ちょっとした気温や気圧の変化にも敏感になり、体温調節をする機能も低下しているので外から温めてあげることが大切になります。
温めるのに一番大切な場所は" 腰 "(上から見てウエストのくびれから下あたり)です。
腹巻をしたり、湯たんぽのようなものを1日数回腰に当てていただくのもいいですね。
もちろん、自宅でお灸をしてあげるのも大変効果的です。
鍼灸は、ツボを鍼や灸で刺激することにより気や血の巡りを良くします。
東洋医学で大切な「気血が体中をくまなく巡っている」状態に導いているのです。
寒さにより滞っている気血の巡りをよくすると、関節や筋肉・神経の痛みを和らげるのはもとより、免疫力・自己治癒力もあげ、体を元気にしていきます。
- 「なんとなく元気がない…」
- 「歩きたがらなくなった…」
など、全体的にどんよりとした印象だったわんちゃん・ねこちゃんも鍼灸をすると
- 「目力が戻った」
- 「顔つきがスッキリした」
- 「体がキュッと締まり毛にツヤが出てきた」
と言った何かしらの変化があらわれます。
私も長年鍼灸治療を行っていますが、このような変化は本当に不思議で嬉しいものです。
- ○ わんちゃん・ねこちゃんが年をとって色々と具合の悪いところが出てきた…
- ○ 「なんとかしてあげたい」と思っても、何をしてあげたらいいかわからない…
- ○ かかりつけの病院では「年だから仕方ない」と言われてしまう…
このようなお悩みをお持ちの飼い主様に、東洋医学に基づく体に優しいケアはピッタリだと思います。
写真は鍼灸治療を受けているワイアー・フォックス・テリアのアンディ君。12歳です。🐕
定期的に体のメンテナンスにいらっしゃいます。治療中は気持ちよさそうにまったりとしていてとても可愛いです!
当院では、ご希望の方には院内の鍼灸治療以外にも
それぞれのわんちゃん・ねこちゃんの体質や症状に合わせた
ご自宅でも出来るケア方法(お灸・筋力アップの為のリハビリ等)の
ご提案も致しております。
毎日の生活の中で出来ることでわんちゃん・ねこちゃんを元気にしてあげられるのは嬉しいですよね。
ご興味のある方は、まずはお気軽に当院にご相談ください。
鍼灸治療について詳しくはこちらをご覧ください
https://www.hirooterrace-ac.com/treatment/internal.html#acupuncture
鍼灸治療は毎週金曜日完全予約制となっております。
ご予約・お問合せはお電話にて
広尾テラス動物病院☎03-5792-5572